ダニ対策_ダニが増えない環境

 

ダニ対策をしなくては・・・と感じつつも、後回しにしていませんか?

 

温度と湿度が高くなりがちなシーズンは、ダニが一気に増えやすくなります。

 

まず、梅雨時期はダニ対策したほうがよい季節です。

 

さらに近年は、夏の暑さが秋口まで続くので、秋9月~10月ごろも、ダニ対策をする必要が出てきています。

 

こちらのページでは、ダニが増えてしまう条件をもとに、ダニ対策を効果的にすすめる方法について紹介させていただきます。

 

ダニが増えやすい条件とは?

温度が20℃~30℃、湿度が60%以上

温度が20℃~30℃は、人間にとっても住みやすい気温です。

 

湿度60%以上は、雨の日の室内や、加湿器で意識的に湿度を高めた場合に達成される湿度です。

 

エサがある

ダニのエサは、人間のフケや垢、食べかすが主です。

 

人が生活している上で、どうしても発生してしまうものばかりなので、意識的に取り除く必要があります。

 

住みやすい居場所が多い

布団、枕、こたつ、絨毯、畳、ぬいぐるみなど、フカフカ・フワフワしたものの中に潜んでいます。

 

家の中のインテリアをそろえる際に、素材やアイテムに気をつかうことで、ダニが住みづらい環境を作れます。

 

生きているダニを、なるべく増やさないために

ダニが住みやすい場所を減らすと同時に、ダニのエサになるものを減らしていくのが効果的です。

 

ダニがひそむ場所を減らす

ホコリのたまりやすい場所を減らしたり、使っていない布団や衣類は真空パックにするなど、ダニが潜みやすい場所を徹底的に減らすのもおすすめです。

 

お部屋を清潔に保つ

こまめに掃除をしてエサとなるチリやゴミを減らしましょう。

 

 

ポイント

ダニが隠れる場所を減らすと、結果的に、掃除もしやすくなるため、ダニを増やさない上で、とても効果的です。

 

 

ダニの死骸やフンを取り除くことも重要

ダニが生きているときに人の血を吸うなどの悪さをするのは、全体の数パーセントしかいません。

 

近年では、ダニのフンや死骸によるアレルギーの被害が注目されています。

 

そのため、掃除機をかけたり、洗濯をするなどして、ダニのフンや死骸をしっかりと取り除くことがとても重要です。

 

 

ダニ対策に効果的な方法

① 熱をかける

60℃以上の温度になると、ダニは即死するとのこと。

 

スチームアイロン、スチームクリーナー、乾燥機などを使って、しっかりと熱をかけると、生きているダニを減らすことが出来ます。

 

② 薬剤を使う

熱をかけられない素材や細かな場所に対しては、燻煙剤などの防ダニ剤などを使いましょう。

 

燻煙剤タイプの防ダニ剤は、細かなところまでまわりこむため、おすすめです。

 

燻煙剤を使うために、家財をカバーしたり、人やペットを離れた場所に避難させるのが難しい場合には、スプレータイプの薬剤を使いましょう。

 

③ 湿度を下げる

湿度が55%以下になると、ほとんどのダニは生きていけないそうです。

よく晴れた日など湿度が低めの日には、窓をあけて換気することで、部屋の中に乾燥した空気を送り込みましょう。

 

湿度が高い日が続く場合には、除湿器を活用するのも効果的です。

 

④ 掃除機をかける

拭き掃除だけでなく、細かな皮脂や食べこぼしをしっかりと掃除機で取り除くのがおすすめです。

 

掃除機をかけると、布団やカーペットの表面にいるダニは、掃除機で数十秒吸うことで除去することが出来ます。

 

また、掃除機を使うと、ダニのフンや死骸を一気に取り除くことが出来るので、アレルギー対策には必須です。

 

⑤ 洗剤をつけて水洗いする

掃除機と同じく、ダニのフンや死骸を効果的に取り除く方法として、洗濯が効果的です。

 

ですが、水洗いだけでは生きているダニは、そのまま生き残ってしまいます。

 

そのため、洗剤を使って洗い、高温で乾燥させることで、生きているダニも死んでいるダニも洗い流すことが出来ます。

 

ご自宅で難しい場合には、布団をクリーニングしてくれる専門の業者さんへ依頼すると安心です。

 

⑥ ダニ取りシートを活用する

ダニを集めて、そのままゴミ箱に捨てられる手軽な方法として、ダニ取りシートの人気が出てきています。

 

上の①~⑤を行った上で、ダニが発生しそうな場所に設置し、効果的にダニを取り除くことができます。

 

ダニ対策をすることで、人の暮らしも快適になる!

入口は「ダニ対策!」ということかもしれませんが、突き詰めていくと「人が暮らしやすい清潔なお部屋」に近づきます。

 

湿度が高くなるシーズン、お掃除しやすいお部屋、清潔なお部屋を目指して、住環境を見直してみましょう!

 

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